2015年11月19日

小雪(しょうせつ)から大雪(たいせつ)へ

霜月も半ばをすぎた今日この頃、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

俳句歳時記に「山粧(よそお)う」という秋の季語がありますが、
まもなく迎える11月23日の小雪(しょうせつ)を前に、陽射しは静かに、落葉は地を彩りながら舞っています。12月7日の大雪(たいせつ)に向け、「山眠る」といわれる冬への準備のときを感じます。

ナチュラルアクションジェネラルストアでも、薪ストーブで暖をとる日が多くなってきました。

小雪(しょうせつ)から大雪(たいせつ)へ

薪は、含水率によって薪1Kg当りのエネルギー量が異なり、含水率20%以下の状態が理想的だと言われています。乾燥が不十分な薪を燃やすと、本来、熱に変換されるエネルギーが水分を飛ばすために使われてしまい、暖房熱になりません。そのため、効率的なエネルギーを産み出すには、薪が十分に乾燥していることが最も重要なポイントになります。

小雪(しょうせつ)から大雪(たいせつ)へ
切ったばかりの薪は含水率約50%。この水分を飛ばし、よく乾燥するような風通しが良い場所に積んでおく必要があります。

小雪(しょうせつ)から大雪(たいせつ)へ
薪1Kg当りのエネルギー量は、質のよい薪と言われている含水率20%以下の薪で約3.9kW/h、含水率60%の薪だと1.5kW/h。薪づくりでエネルギー効率が大きく変わります。薪づくりは、森が静かに与えてくれる資源を、大切に丁寧に使うために必要なことのひとつです。

火を焚く生活は、たくさんの愉しみを与えてくれます。

小雪(しょうせつ)から大雪(たいせつ)へ
その愉しみが永く穏やかに続くよう、できることを積み重ねていけたらと思います。

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Posted by NATURAL ACTION GENERAL STORE at 14:55│Comments(0)薪ストーブ+森の話
 
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